2023/12/31 03:02



お菓子な雑貨店


!DO NOT EATへ ようこそ♪

どうも♪ 店主です

お菓子な雑貨店には

お菓子なレシピ本がございます…

# マカロンの魔法

ちょっと

お読みになってみます?

あら…?分量のページが…

見あたりませんね…


……… …… … .. .

ある日、魔法使いのミナは、マカロンの作り方を教えてもらうために、パティシエのトモコの店を訪ねました。

ミナは、マカロンが大好きでしたが、自分で作ることができませんでした。

トモコは、ミナにマカロンの作り方を教える代わりに、魔法のレッスンを受けることにしました。

トモコは、ミナに必要な材料と道具を用意しました。

材料は、卵白、アーモンドパウダー、グラニュー糖、粉糖、バター、卵黄、水、バニラエッセンスでした。

道具は、ハンドミキサー、ふるい、ゴムべら、絞り袋、口金、オーブンシートでした。

「まずはマカロンコックという生地を作ります。

卵白とグラニュー糖を泡立ててメレンゲを作ります。

それからアーモンドパウダーと粉糖をふるって混ぜておきます。

この粉類をメレンゲに加えて混ぜますが、ここが一番大事なポイントです。

混ぜすぎると生地がだれてしまいますし、混ぜ足りないと生地が固くなってしまいます。」

「どうやって混ぜるのですか?」

「マカロナージュという方法で混ぜます。

ゴムべらやカードで生地表面の泡を潰すようにやさしく押しつけながらボウルを回します。

生地がやわらかくなってきたと感じたら、こまめに生地の具合をチェックします。

ヘラを持ち上げて、生地がリボン状に垂れるまでやわらかくなればOKです。

垂れて落ちた生地の跡がゆっくりと消えていき、生地に光沢が出るのがベストな状態です。」

「なるほど。それではやってみます。」

ミナはトモコの言う通りに生地を混ぜましたが、なかなかうまくいきませんでした。

生地が固すぎたりだれすぎたりしてしまいました。

「難しいですね。」

「そうですね。でも諦めないでください。

マカロン作りは繊細な作業ですが、コツさえつかめばおいしいマカロンが作れますよ。」

「そうですか。もう一度挑戦してみます。」

ミナは何度も何度も生地を混ぜましたが、どうしても上手くいきませんでした。

「もしかしたら、私にはマカロン作りは向いていないのかもしれません。」

「そんなことありませんよ。

あなたは魔法使いですから。」

「魔法使い?」

「そうですよ。

あなたは魔法で何でもできるんですから。」

「でも魔法でマカロンを作ったら、ズルじゃありませんか?」

「ズルじゃありませんよ。

魔法はあなたの心の力です。

あなたがマカロンを作りたいと思えば、魔法はあなたを助けてくれますよ。」

「本当ですか?」

「本当ですよ。

では、一緒に魔法をかけてみましょう。」

トモコはミナの手を取りました。

そして、二人で生地に向かって唱えました。

「私たちはマカロンが大好きです。

私たちはマカロンを作りたいです。

私たちはマカロンを作れます。

マカロンの魔法、かかれ!」

すると、生地がふわりと浮き上がりました。

生地は自然に混ざり合い、やわらかくなりました。

生地はヘラからリボン状に垂れて、光沢が出ました。

生地は完璧な状態になりました。

「わあ、すごい!」

「やりましたね!」

二人は喜びました。

「これでマカロンコックの完成ですね。」

「そうですね。

では、次に生地を絞って焼きましょう。」

トモコは生地を絞り袋に入れました。

そして、オーブンシートの上に間隔をあけて円形に絞り出しました。

「これで乾燥させます。

指で触ってもつかなくなるまで待ちましょう。」

「どのくらい待つのですか?」

「温度や湿度にもよりますが、30分~1時間30分位かかりますよ。」

「そんなに時間がかかるんですね。」

「そうですね。でもその間にバタークリームを作りましょう。」

トモコはバタークリームの材料を用意しました。

バター、卵黄、グラニュー糖、水、バニラエッセンスでした。

「バタークリームは簡単ですよ。

水とグラニュー糖を耐熱容器に入れて電子レンジで加熱します。

それから卵黄を泡立ててシロップを加えます。

最後にバターとバニラエッセンスを混ぜれば完成です。」

「それではやってみます。」

ミナはトモコの言う通りにバタークリームを作りました。

バタークリームはなめらかで甘い香りがしました。

「これでバタークリームの完成ですね。」

「そうですね。では、マカロンコックが乾燥したら焼きましょう。」

二人はマカロンコックが乾燥するのを待ちました。

やがてマカロンコックが乾燥しました。

「これで焼きます。

オーブンを210℃に温めておきます。

ピエという足ができたら140℃に下げて約7~8分焼きます。」

「それではやってみます。」

ミナはトモコの言う通りにマカロンコックを焼きました。

マカロンコックはふっくらと膨らみ、色とりどりの足が出来上がりました。

「これでマカロンコックの完成ですね。」

「そうですね。

では、冷めたらバタークリームを挟みましょう。」

二人はマカロンコックが冷めるのを待ちました。

やがてマカロンコックが冷めました。

「これで仕上げます。

半分のマカロンコックにバタークリームを絞って残りのマカロンコックと組み合わせます。」

「それではやってみます。」

ミナはトモコの言う通りにマカロンを仕上げました。

マカロンはカラフルでかわいらしい姿になりました。

「これでマカロンの完成ですね。」

「そうですね。

では、一緒に食べましょう。」

二人はマカロンを食べました。

マカロンは表面はカリッと中はもちもちで、バタークリームはなめらかで甘い香りがしました。


マカロンはとてもおいしかったです。

「おいしいですね!」

「ありがとうございます。

あなたのおかげでマカロンが作れました。」

「いえいえ、あなたのおかげで魔法が使えました。」

「魔法?」

「そうですよ。

あなたは気づいていませんか?

あの生地に魔法をかけたとき、あなたの心が生地に伝わりました。

あなたのマカロンにはあなたの愛が込められていますよ。」

「本当ですか?」

「本当ですよ。

だから、このマカロンは特別なマカロンなんです。

このマカロンを食べる人はあなたの愛を感じることができますよ。」

「そうなんですか。それは嬉しいです。」

「私も嬉しいです。あなたと出会えてよかったです。」

「私もです。あなたと友達になれてよかったです。」

二人は笑顔で抱き合いました。

そして、二人はこれからもマカロンと魔法を楽しみました。


~あとがき~
マカロンと魔法は、共通する要素として色や形の多様性があります。

マカロンはさまざまな色や味の組み合わせが可能で、見た目も美しいです。

魔法も同様に、さまざまな種類や効果があります。

また、マカロンと魔法はともに繊細な技術や心の力が必要です。

マカロン作りは材料の分量や温度、混ぜ方などに気を付けなければなりませんし、

魔法も自分の意志や感情によって変化します。